アニメ映画『バケモノの子』を見た海外の反応を訳しました。
以下、海外の反応です。
・少し急ぎ過ぎなところがあったから13話のシリーズのほうが良かったかも。それでも本当にいい映画だったけど。
・最高のアニメ映画の一つ。
・なかなかいい映画だけど、ストーリー展開がちぐはぐな印象。でも、とても楽しかった。
・結末やストーリーには不満があるけど、この映画は好きという矛盾した変な気持ちになってる。登場人物たちには好感が持てた。もう少しストーリーがシンプルだったらもっと良かったかも。例えば人間の世界には戻らないとか。
・あんまり期待してなかったけど、思った以上に楽しめた。クマテツが自分を犠牲にしてキュウタを守るところでちょっと泣いた。
・なんて素晴らしい映画なんだ。キュウタと他のキャラ、特にクマテツとのやり取りや関係性がとても気に入りました。細田監督の作品は初めて見たけど、楽しい映画で感動。他の作品も見てみたくなった。
・私が今までに見た日本アニメーションの中で最高の作品。言うことなし。
・細田監督の作品の中で一番弱い作品だと思う。中盤は良かったけど、序盤は長すぎだし、最後の30分は急すぎてありきたりな少年バトル漫画みたいだった。アニメーションや作画、音楽はいつもどおり良かった。
・キャラクターの関係性や成長がとても良かった。ただの弟子と師匠ではなく、お互いが学び合うことで、師匠と師匠、弟子と弟子のような関係になって行くのがとてもいい。カエデとレンの関係もレンの世界観を広げるものとしてとてもいい描き方。最後の1/4は強引な敵役と急ぎ過ぎの展開でイチロウヒコの感情についてはあまり理解できませんでした。とはいえ、最後の部分は楽しめた。全体的には視覚的にも美しい青春物語で、見ていて非常に満足できるものでした。
・素晴らしい映画だった。「時をかける少女」よりいいと思う。2つの世界が混ざりあって、父親との関係を取り戻し、同時に勉強や試験に励む姿がとても良かった。ファンタジー要素も面白かったし、ラストのキュウタとイチロウヒコとのアニメーションと音楽は最高の出来だと思う。切ない感情と幸せな感情の両方を味わえた。
・「時をかける少女」と並んで好きな作品。ただもう少し長ければ、キャラクターの成長や世界観の構築ができたかも。旅の部分はもっと詳しく描かれるべきだった。獣の世界がとても面白かったから、世界観を詳しく説明してないことが少しもったいない。特に後半。もっと見たかったと思わせる作品です。
・細田監督は21世紀の家族の葛藤をよく理解している。親はいつもそこにいるわけではなく、失敗することがある。子どもたちは孤独に苦しんでいる。誰もが失敗するし、それを乗り越えるには他の人の助けが必要です。後半部分はいつもの問題がある。不必要な部分はありませんが、もっと深く掘り下げる必要がある。
・素晴らしい映画。アニメーションを見ているだけで感動する美しさがある。不器用なクマテツとレンの絆が深まっていく姿は見ていてとても楽しかった。クマテツの刀になったシーンは泣きました。レンと楓のシーンはもっと掘り下げてほしかったです。良いカップルに見えるけど、もう少し時間があればもっと細部を描けたと思う。
・展開が急ぎ足で世界全体に深みがなかった。強さを求める少年が鍛えられて、父と子の関係を築いて行くというストーリーは良さそうだと思ってたので残念。後半に急に方向性を変えて、焦点が定まってないように思う。しかし映像はとても美しい。
・キュウタがオオカミに似てるし「おおかみこどもの雨と雪」の前日譚みたいに感じた。クマテツの力で狼に変身できたのではないかと思ってる。あくまで個人的な考えだけどね。
・アニメーションも素晴らしくとても楽しい映画だった。すべてキャラに惚れ込んでしまい、最後は泣いてしまいました。父親像に焦点を当ててることが気に入りました。獣の世界で育ったイチロウヒコはなんでクジラを知っていたんだろう。あっちの世界にもクジラいたの?
・楽しめたけど、細田監督の過去作が好きだから、もっと期待してた。後半のストーリが弱いのとCGが多すぎでアニメーションがおざりになってるのと声優が下手なのが残念。なんでメインキャラクターに新人を起用したのか理解できない。
・童話としては及第点の映画だと思う。細田監督は家族向けにしようとし過ぎなのでは。リスクを取らずに杓子定規の映画を作るとこうなるという典型的な作品だと思う。私にはこのテーマは何も響かなかった。アニメーションや日常の描き方の素晴らしさは認めるけど、それがこの作品のほとんどすべて。
・アニメや映画で泣いたことないけど、「バケモノの子」を見て泣きました。キャラの成長仕方は、今まで見たアニメ映画の中で一番良かった。でも、キュウタが人間の世界に行ってしまうと、バケモノの世界が全く無視されてしまうことが残念だった。最後の戦いやクライマックスは予想できて、少し退屈だったけど、それでも、終盤のキャラたちの行動には感動した。全体的には優れた物語ではないけど、良い物語であることは間違いない。
・家族と見るのに最適な映画。ディズニーに日本のテイストを加えたようなものを見てる気分になりました。トーナメントでライバルを倒す設定かと思ったら、家族の大切さや自分の闇を克服する物語だったのが気に入った。ちょっと気になったのは、クマテツが倒れてレンが叫んだシーンで、カウントが9で止まったこと。ドラマチックな演出にしたかったのかもだけど少し腹がたった。映画自体は完璧ではないけど、ディズニー映画を見終わったときのように微笑んでいました。
・ちょっと期待が大きすぎたかも。全体的には気に入ってるけど、「おおかみこどもの雨と雪」のほうが面白かった。この映画で最も良かったのは、師匠と弟子がお互いに学びながら成長していく関係が描かれてる所。シンプルで良い作品です。
・この映画とても大好きです!笑えるシーンもあって最後まで楽しめました。私のお気に入りのシーンはキュウタがトレーニングを始めた所!
以上です。
基本的に楽しんでる人が多かったですけど、もう少し深く掘り下げてほしかった的な意見も目に付きました。
細田守監督の新作「竜とそばかすの姫」は7月16日から公開です。
48時間限定で冒頭3分間公開されてました。